以前、intel12世代Alderlake下位モデルでのベンチマークを行いました。
PentiumuでChinebenchi r23実行した結果、
下位モデルながら100°に到達するという爆熱っぷりを発揮するという結果でした。
しかし、色々試してみたら今回検証した環境に問題がありました。
申し訳ございません。
結論から言ってしまうとBIOSの問題でした。
今回の問題に全然気づかなかった低レベルっぷりを暴露していきます。
問題点が発覚した時の状況
クーラーの付けなおし、グリスの交換などを何回も試したが100°に到達。
試しに上位のクーラー「noctua NH-L9x65」に交換してみたら、
温度自体は下がるが80°前半という爆熱っぷりは変わらず。
物理的な要因以外考えていませんでしたが、
なんとなくCoreVoltageを確認してみました。
Auto設定で1.421V・・・だと。
マザーボードメーカーホームページでBIOSのCPU対応状況を確認しましたが、
Celeron、Pentiumuはすべてのバージョンに対応している模様。
一応、初期BIOSではない事は最初に確認したはずなんですが・・・
BIOSのバージョン的に問題ないはずではありますが、BIOS更新してみました。
BIOSの問題で間違いありませんでした。
ベンチマークスコアについて
以前の計測の際Intel非公式のOverClock機能の類は使用していないのですが、
CoreVoltageを盛ったことにより多少ベンチマークのスコアが伸びていた模様。
Pentium G7400 のchinebenchi r23実行時のマルチコアスコアですが、
100ポイント程伸びていたようです。
クロックは変わらずとも電圧を盛ればスコア伸びるものなんですね。
増加したシステム全体の消費電力と全く釣り合ってはいませんが・・・
ローエンドモデルでもBIOS更新必須?
私はOverClockはほぼ行いませんのでCoreVoltageを確認するという頭がありませんでした。
マザーボードもCPUもOverClock非対応ですし。
上位モデルではBIOS更新するべきだが、下位モデルでは問題がなければBIOS更新しないほうが
良いという認識でしたが、それは古い考え方の様です。
今後はローエンドモデルであっても初回はBIOS更新した方がよいかもしれません。
そもそも冷静に考えたらPentiumで100°って異常事態ですよね。
こういうパターンの場合、やはり保証はなくなるのだろうか?
今までのテスト、やり直しが必要になってしまいました。
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